ゆきのひび

日々思うことを綴りましょう。

と、久しぶりに

ブログ書いてみる気になってきたみたい。

 

昨年は(も)いろいろありました(今更)。

 

さて、どこまで書いてたっけ?

あ、グループ展やりました!

案の定グダグダでした。

 

やめればいいのに、大げさなコンセプト掲げたので、一応注意はしたんだけど、聞き入れてもらえませんでした。作家(自称)という人種は、変に頑固で曲がってくれなくて、何かと面倒だなぁ、と思ったのでした。

 

私は何を出展しようかな、と悩んだのですが「その大げさなコンセプトをDMとして数種類展開してみよう」という物でした。

まぁ、仕事の延長の考えで作りましたので、自分としては、職業目線で『それなり』の物を作ったという自負はありましたが、良いか悪いかっていったら、多分良くなかったと思います。

 

みんな自信満々だったけど、期間中は、初日に20人(身内)くらい来たらしいけど、それ以外は日に3人くらいだったみたい(私は仕事の合間に搬入して、仕事終わりに搬出したので……)。

 

もう2度とグループ展には参加しないと、心に決めました。

あの嫌な感じ

今朝、とある記事を読んで、なんとも言えないモヤモヤした気持ちになったので、たまには吐き出してみようと、ソーシャルメディアとか同調圧力とか数の暴力とか、いろいろ絡めた文章をカタカタと書いていたんだけど、別の作業して、そのウインドウ閉じてて一緒に閉じちゃった(保存してなかった)。
結構な分量書いていたので、「あっ」って変な声出たわ。

 

SNSで有名な人気者が間違ったことを書いても、炎上せずに大多数の人(フォロワー)が賛同しているのなら、それが正解(正義)になるという『あの嫌な感じ』。

 

人間関係がこじれて悩んでるその人が「私困ってて……」「私は悪くない」みたいな書き込みをして、それに対してフォロワーが援護したり持ち上げたりして、増長していく『あの嫌な感じ』。

 

実際は、人間関係がこじれているのは、その人が原因だったりする時の『あの嫌な感じ』。

 

30過ぎた大人がそんなことやってるんだから、若者(学生とか)は多分、こういう同調圧力みたいなのがもっと強いんじゃないかなー、みたいな。 

 

そんなのをつらつらと書いていたんだけど、もう一度書き直す気になれないのは、ある程度書いてスッキリしちゃったからだと思う。

 

はぁ。

マジカル・ガール

そういえば!

GW中に、麗しのR女史とウキウキ恵比寿デートを兼ねて『マジカル・ガール』を観てきました。
大いにネタバレしちゃうので、観たいと思っている人はスルーするといいよ。

R女史とは、かれこれ10年くらい前、某SNSで、映画好きとして同じ穴の狢感を感じ、オフで会ってみたらあっという間に意気投合して、仲良くなったのでした。

私と彼女が会うと、ホント映画の話ばっかり。
たまに「雪埜ちゃんが結婚しないと、あたし死ねない!」などと心配してくださったりするのですが(あ、どうでもいいよね!)。

そんなR女史と恵比寿ガーデンプレイスにちょっと早めの時間に待ち合わせして、「恵比寿だけに映画前にビール飲んじゃう?」「昼ビー昼ビー」などと二人ではしゃいでいたんだけど『マジカル・ガール』の上映時間は2時間ちょい。
……うん、ちょっと長いかも。ビールとか飲んじゃうとおトイレ近いよねぇ〜ってことで却下。
ビール飲みたかった……。


で『マジカル・ガール』


魔法少女ユキコに憧れる白血病の少女をアリシアちゃん。
元教師で失業中の父親ルイスが、余命幾許もない娘の夢を叶えるため奮闘する、切なくてハートフルな物語……。
みたいな予告編にヤラれて「これは観なきゃ!」って思ったのでした。

事前情報は極力に入れない主義なので、予告編とオフィシャルサイトをちょこっと見ただけ。
でもまぁ、評判は上々っぽい。
観に行った友人たちも太鼓判を押す。
そんなものだから二人してワクワクしていました。

まぁ、『過度の期待は裏切られる』ジンクスが発動するんだけど……。


主な登場人物は、
アリシアちゃん
思い立ったらやる男、親父ルイス
メンヘラビッチのバルバラ姉さん
刑務所帰りの元教師ダミアン


ざっくりとした流れは(大いにネタバレ)


バルバラ、ダミアンと教室での手品の類で手のひらからメモを隠す。

アリシアちゃん、白血病で余命幾許もなく「魔法少女ユキコ」のコスプレ衣装を所望。
アリシアちゃん健気でかわいいけど、肝心な部分を意思表示しないので親父が勝手に突っ走る突っ走る。

ルイス、日本円にして90万円もする衣装を手に入れるため追い詰められて、宝石店で強盗しようとする。
周りに相談できる友達はいないの? 自分一人で抱え込めるような問題じゃないと思うんだけど?

宝石店のショウウインドウを割ろうとしたところで、階上からバルバラの吐瀉物が降ってきて、なんだかんだでセクス。
睡眠薬とお酒チャンポンしてリバース→独りで寂しいの→セクスの流れ。

セクスを携帯電話に録音していたルイスは「浮気を旦那にばらす!」と恐喝してお金要求。
バルバラ、お金を作るために、怪しい館でお仕事。
この辺りはノッペリとしてて、眠い眠い。

ルイス、そのお金で衣装買うが、アリシアたん実は魔法のステッキも欲しかった!
うん、仕方ない! もう一回バルバラを恐喝。オイ。
バルバラ、怪しい館の「蜥蜴の部屋」に入って危ないお仕事。

ダミアン、出所、家の扉の前で大怪我しているバルバラを保護。バルバラにお金を図書館に置いてきて頼まれる。
ルイス、魔法のステッキも買えてウキウキ。

バルバラ、ダミアンにルイスに脅され、暴行されたと告白。ダミアン「先生がぶっ殺してやる!」。
過去に何があったかわからないけど、バルバラはダミアンがそうするであろうと折り込み済みだったと思うの。

ダミアン、銃を手に入れて、バルでルイスと店員をバキュン。でもルイス携帯持ってない。
携帯を探しにルイスの部屋に行き、コスプレ衣装着て父親を待っていたアリシアちゃんをバキュン。
バルバラに報告。冒頭のやりとりを再現して今度はダミアンが携帯を隠してエンドロール。


え?

あれ?

全然面白くない。
私の感覚がおかしいのかな……。

R女史に「すごく良かった」なんて言われたらどうしよう……。
エンドロール中に、頭の中で面白かったところ探ししてました。

劇場を出てR女史が一言「まぁ、デビュー作だし次に期待かな?」と。
うんうん。


その後、二人でビール飲みながら大反省会。
R女史は、この映画を絶賛していた友人とLINEでゲンカしてた。


すれ違いや思い込みが、悲劇へと転がっていくが、肝心なところをカットし想像させるシーンがやたら多い。
それゆえ、山場に行く前に切れてしまうので淡々とした印象。
バルバラは、もっと強烈なメンヘラビッチで暴走していれば面白かったんじゃないかな?
なんて思うわけです。

いろいろをちゃんと見せてくれなかったから消化不良。
なんで? どうして? って部分が途中でカットされてて「ほら、想像してごらん」って言われていた気分。

鑑賞後、他の人のレビューとか読んで「なるほどねー」と思うものの、後でいろいろ考えて答え合わせしなきゃならないのは、モヤモヤする。

行間読んで、深読みしたい人は楽しめる作品かも。
私にはダメでした。

だってカワイイが好きなのだ

アートディレクター兼デザイナーのTさん(40代、独身)は、カワイイものが大好きなおじさん。
つい先日までおかっぱだった変な人。
この間、髪の毛をばっさり切ったら意外と普通になっちゃった。

彼がデザインを行う上で目指しているのは「ポップでキュート」らしい。

確かに、マーケティング的に考えると、世の中には女性をターゲットにしたものが多い。
当然、デザインも女性ウケするものを作ることになる。
そういう意味では、デザイナーとして正しい姿勢なのかもしれない。


世の中のカワイイものは、意外とおじさんが作ったものが多いこともある。
むしろ女性がデザインしたものに男性的なセンスを感じることもある。
そういう時代かもしれない。

Tさんは「デザインでポップでキュートを追求して、体現しようとしてたらこうなった」と言う。
でも、体現する必要はなかったと思うんだけど……。

いや、それ以前にカワイイものとか好きだよね?
洋服もやたらシルエットとか気にするし、ランチの写真撮ってキャッキャとSNSにアップするし、明らかに生活も侵食されちゃってるよね?

「だってカワイイものが好きなんだよ」って。

彼は「まだ突き抜けてない」と言うけど、今のままで十分な気がする。

でも、「突き抜けちゃったら」どこか違うレベルに行っちゃいそうだな、なんて思ったりする。

それはそれで面白そうだけど。

歩き方、食べ方

「歩き方がかわいい女性が好き」
男友達に好きな女性のタイプを聞いた時、そう返ってきた。
「それから食べ方」と。

「性格とか容姿じゃないの?」
バストが大っきい方がいいとか、そういうのじゃないの?

「いくら美人でかわいくても、歩き方と食べ方が合わなかったらNGだね」
「へぇ、なんで??」
「歩き方、食べ方って、その人の『生活』や『生き方』の一部でしょ? なかなか変えられない部分だと思うわけよ」

なるほど。確かに、汚い食べ方する人とはごはん食べたくないもん。
中にはガツガツ食べる男性が素敵と思う女性もいるみたいだけど。

「別に綺麗な歩き方じゃなくていいのよ。モデル歩きする人とか苦手だし」

いや、そういう人も綺麗なんじゃないの?
憧れる人もいると思うけど?

「たとえば、芸能人とかだと誰??」
「うーん、そうだなぁ。深津絵里あたりかな」

確かに、深津絵里さんは可愛いらしい女優さんだと思うけど、歩き方?
歩き方に注視して見てないから、よくわからないけど……。

なので「深津絵里」「歩き方」で検索してみる。

ちょっと古い記事だけど、深津絵里さんの歩き方についての記述があった。

三谷監督曰く「子どもみたいな面白い歩き方」だそうな。

なるほど。なんとなく見えてきた……気がする。言語化するのは難しいけど。

「食べ方が汚いのは、やっぱり男も女もNGでしょ? クチャラーとか論外だし」
「うん、確かに。そうかも」

うん、クチャラーは絶滅して下さい。

「でもさ、今までそれで『生活』してきた人に、直してくれとは言えないしね。些細なことだけど、そういう部分がお付き合いしていく上で大事なんじゃないのかなぁ。『合わない』相手とは、多分どこかで嫌になるだろうし」
「あーそっか」

確かに、食べ方なんかは、ご両親からの躾けだと思うし、その人の家庭の状況がなんとなくわかるかな。
その延長線上で歩き方も考えればいいのかしら。

自分も少し、そういうところを気にしてみようかな。
なんて思ったりした。

グループ展に参加することになったので、DMについて考えてみた。

グループ展を開催することをどうプロモーションするか。 そんなことをつらつらと考えてみる。

まず思い浮かぶのは、 ギャラリーや知り合いのお店に置いてもらったり、友人に送る「DM」。 それから「インターネット」(Webサイトやブログ、SNS)。 これが、一般的ですよね。

なので、まずはDMの話。 ギャラリーでふと手に取ったDMに惹かれてその展示会に行く……って奇特な人もいるかもしれないからね!

ギャラリーなどに置かれている数あるDMの中から、それをピックアップさせるには、やっぱりそれなりのコンセプトや企画、デザインのテクニックが必要になると思います。

ただ、何人でグループ展やります的なDMでは「ふーん」と思う程度でしょう。 参加アーティストが有名な訳でもない、作品が突き抜けている訳でもない。 グループ展としてのコンセプトも在り来たり。

うーん……。

なんか絶望的な気分になってきた。

……。 …………。

今の「ただグループ展やります」的なまっさらな状態で、これを考えるのは無理がありそう。 でも、下手にコンセプトを考えて、それをDMというカタチにしても、各アーティストが、それに見合った実力がなければならないし、というところで思考停止。

今現在考えられるのは、オファーを付けることくらいかな。

まぁ、グループ展に関係ないオファーを付けても本末転倒なので、それぞれのアーティストがDMを持って来場してくださった方に、何か「特典」を付けるのはどうだろう?

……。 …………。

うーん、やっぱりこれも無理がある。 各アーティストが期間中、必ずしも在廊してる訳じゃないし、どんな「特典」を付けたらいいか思いつかない。

却下。

うーん。

そもそも、人なんて呼ばなくていいんじゃない? 来たい人だけ来ればいいんじゃない? 自己満足でいいんじゃない? (また、ここに戻る)

次はインターネットのプロモーションについても考えてみようかしら……。

グループ展に参加することになったので、ちょっと考えてみる

友人たちと、グループ展をやることになった。 参加する友人も、写真だったり立体だったり絵画だったりとジャンルもバラバラ。 まだいつやるかは正式に決まってないんだけど、多分秋くらいにはやるんじゃないかな、と。

しかし、自分はデザイナーでありアーティストではない。 そういった意味で、グループ展に出せるような作品と呼べるものは一つもない。 展示会というものもやったことはないし、その作法(?)もわからない。 これが大前提。

グループ展をやる理由はいろいろあるでしょう。 まずは、アーティストとして自分の作品を他人に見てもらいたい、という欲求。 それを認めてもらいたいといった気持ちもあるでしょう。

グループ展という形をとることによって、会場の費用を参加人数で分割できたり、それぞれの友人を呼べるわけだから、見に来てくれる人の数も増える……はずである、と。

でもね、この時代、アーティストを目指している人はごまんといるし、SNSやWebサイトでも、作品を発表している人なんて検索すればたくさんいるでしょ? そんな人たちが、数々のアートイベントに参加したり、個展やグループ展を開いていますよね。 商業レベルから趣味レベルまでピンキリなわけ。

正直、無名なアーティストが展示会をやっても、来る人は限られると思うのです。 そんな展示会に誰が来るか?

まぁ、ぶっちゃけ、オナニーショウ以外のなにものでもないので、それをわざわざ見に来る人となると、身内の友人たちと、たまたま通り掛って何を血迷ったか中に入ってきてしまった人の2種類しかいないわけですよ。 友人だって、余程の興味がなければ来ませんよね? 基本、本人たちが楽しければそれでいいんじゃないの?

でも、なぜかみんな、人を呼ぶことにこだわって、グループ展自体のコンセプトをいろいろ考えたり、共通テーマを持った作品を作るようにしたり……とやりたがるんです。 実際、私も友人の個展やグループ展に足を運んだこともありますが、友人が個展やっているから会いに行く。 ただ、それだけです。

ホントに好きなアーティストさんだったら、何も言われなくても見に行くし、もしかしたら作品だって買っちゃうかもしれません。

で、グループ展にはいろんな人が来ているんだけど、オープニングイベントとか、身内だけで盛り上がられると、正直居場所がないんですよね。だから挨拶だけして帰っちゃう。 作品も一応は見るけど「まぁ、そうね」って感じになっちゃいませんか?

作家さんたちも仲間内でキャキャキャウフフして、その後飲み会とかしちゃうんでしょ? ほら、やっぱり楽しいのは本人(およびその友人)たちだけじゃない?

って考えてしまうのですよ。

なのにグループ展に参加しちゃう。 矛盾しまくりですよね。 ごめんなさい、ごめんなさい。

デザイナー的に考えると、もし単純に友人や身内以外の人を呼ぶことを前提にするのであれば、「ブランディング」や「マーケティング」の要素が少なからず必要になってくると思います。 その戦略もきちんと考えなければなりません。

何もしないで、身内以外の人が来なくて「在廊していても暇」と言っちゃう? まぁ、現実的に何かしても大して変わらないんですけどね。 そんな方法があるんだったら誰かが先にやってることでしょう。

基本に則るなら、Webで作品公開→ある程度見てくれる人がいるならば個展を開く。 みたいな感じになるんだろうね。 作家の露出が多いと人となりがわかってもらえるかも?

うーん、まとまらない。

次回はもう少し、突っ込んで考えてみたいと思います。 では。